東京都ヘイト条例(通称)はパブコメをまったく検討していない

Share Button

東京都ヘイト条例(通称)が3日総務委員会に於いて賛成多数で可決されました。
報道によれば委員会の開始時刻が大幅に遅れたようです。

<論戦都議会>「不適切発言」巡り平行線 人権尊重条例案
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201810/CK2018100402000128.html

自民の委員は「当事者の意見を聞くべきなのに、調整がつかないとの理由で実現できなかった」という趣旨の発言をした。

都民ファや公明は「そのような経緯はなかったのに、事実のように発言するのは不適切だ」と反発。

当事者の意見はパブコメに見ることができます。

この条例についてのパブコメ結果概要を見てみます。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/08/22/documents/08.pdf

〇LGBT問題
・多様な性に関する様々な表現・考え方等についても、表現の自由などを
保障するべき。
・当事者の中には、カミングアウトを望まず、そっとしておいてほしいと
思っている方がいることを考慮すべき。
・都民や事業者に責務を課すことまで必要なのか。

〇ヘイトスピーチ問題
・本邦外出身者、適法居住者などに限定すべきではなく、日本人も含め幅
広く人種等の差別とすべき。
(パブコメ総数1,085件)

LGBT当事者の方々からの意見、疑念の声も寄せられていたことがうかがえます。しかし最終的に総務委員会に出された条例案は、パブコメ募集時点のガイドラインほぼを踏襲する内容です。今回は条例案を策定するための審議会も設けられなかったと言います。明らかにゴリ押しされたものでしょう。

東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念実現のための条例(仮称)条例案概要
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/04/documents/04_01.pdf

私達の陳情活動の手応えとして、都議会自民党は概ね反対だということが分かりましたが、その議席数だけで可決を阻止することはできませんでした。

126議席中、自民は23議席に過ぎません。
対して、条例を推進する都民ファーストは52議席。因みに共産党は18議席です。

いよいよ明日(10/5)、本会議での採決となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です